Q&A
当施設のがん免疫療法について
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所で行われているがん治療について教えてください。
Q:樹状細胞ワクチン療法の効果について教えてください。
Q:樹状細胞ワクチン療法は他の免疫療法とは何が違うのですか?
Q:樹状細胞ワクチン療法を受けるために必要な準備や条件について教えて下さい。
Q:自己のがん組織がない場合、樹状細胞ワクチン療法を受けることはできないのでしょうか?
Q:樹状細胞ワクチン療法にどのような免疫治療を併用することができますか?
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所のがん免疫療法はどのくらいの期間がかかるのですか?
Q:樹状細胞ワクチン療法は何回ぐらい治療(ワクチン投与)するのがいいのでしょうか?
Q:樹状細胞ワクチン療法に副作用はないのですか?
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所では入院治療を受けられますか?
Q:どのような体調であれば東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けることができますか?
Q:早期のがんでも東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けることができますか?
Q:進行がん・末期がんでも東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けることができますか?
Q:現在抗がん剤治療を受けています。東京ミッドタウン先端医療研究所のがん免疫療法は受けられますか?
Q:樹状細胞ワクチン療法は再発予防にも効果がありますか?
医療相談に関するご質問
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けるための準備について教えてください。
Q:電話での診療に関する具体的な相談・質問は可能ですか?
Q:家族のことで医療相談に伺うことは可能ですか?
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所で保険診療を受けることはできますか?
Q:セカンドオピニオンは行っていますか?
Q:現在行っているがん治療(標準治療)は中止しなくてもいいですか?
Q:主治医とのコミュニケーション(やりとり)はしてもらえるのでしょうか?
治療費に関するご質問
Q:治療を受けるには、ワクチン作成費用のほかに必要ですか?
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を途中で止めた場合、キャンセル料は発生しますか?また残った分の治療費は返してもらえますか?
Q:治療費は、医療費控除の対象になりますか?
細胞の品質についてのご質問
Q:免疫細胞を処理、培養するとのことですが、東京ミッドタウン先端医療研究所の衛生状態は大丈ですか?
Q:樹状細胞は培養するのが難しいと聞いています。東京ミッドタウン先端医療研究所の樹状細胞の品質はどうなのでしょうか?
用語についてのご質問
Q:樹状細胞(Dendritic cell; DC)とは何ですか?
がんの免疫についてのご質問
Q:がんと免疫との関係について教えて下さい。
その他のご質問
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けている間、健康食品を服用しても大丈夫ですか?
Q:がんの予防にも効果がありますか?
Q:いろんな種類のがん免疫療法がありますが、それぞれの療法の科学的な根拠について教えてください。
Q:重粒子線治療と樹状細胞ワクチン療法は併用できますか?
当施設のがん免疫療法について
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所で行われているがん治療について教えてください。
〔回答〕
東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療は、国立大学で長年研究開発されてきたがん免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)を中心に、相乗効果の期待できる相性の良い治療を併用した独自のものです。
樹状細胞ワクチン療法の特徴は、標準治療との併用が可能であり、自己の免疫細胞を使ってがんを攻撃するため、副作用が少なく安心です。ほぼすべてのがんに対応できるWT1ペプチド(がん抗原)の特許技術をテラ株式会社から、使用許諾を得ており、テラ社提携医療機関においては約4,250症例(2011年6月末時点)の豊富な症例実績数と臨床成績があります。また、米国ハーバードや東京大学をはじめとして、、国立大学、私立大学附属病院で取り組まれている最新世代のがん免疫療法となっています。細胞を培養する技術につきましては、世界的な医学雑誌で示された品質基準に準拠しており、高品質な細胞培養技術を保有しております。
なお、当施設の特徴としましては、腫瘍内科~漢方外来までのがんに特化した医師陣と、豊富な紹介可能な医療連携施設です。特により周囲の正常組織に影響を少なくして、がん組織に集中して放射線をあてる高精度放射線治療「IMRT」がある東京放射線クリニックと提携しており紹介をスムーズに行うことができます。また、同フロアでCT・MRIなど院内検査が可能です。樹状細胞ワクチン療法の他にがん症状を緩和するためのメニューを豊富にご用意しております。
Q:樹状細胞ワクチン療法の効果について教えてください。
〔回答〕
標準治療での選択肢が無くなってしまった患者様の約3割で、がんの縮小、進行停止が確認されています。
樹状細胞ワクチン療法には三つの方法があり、
①自己のがん組織を利用した樹状細胞ワクチン療法(自己がん組織樹状細胞ワクチン療法)
②がんの特徴を持つ人工物質である人工抗原を利用した樹状細胞ワクチン療法(人工抗原樹状細胞ワクチン療法)
③樹状細胞をがんの場所に直接注入する(局所樹状細胞ワクチン療法)
があります。当研究所ではいずれの治療も受けることが可能です。
①自己がん組織樹状細胞ワクチン療法と③局所樹状細胞ワクチン療法については、国立大学で臨床研究を行っており、臨床的に有益であることが証明されています。当研究所では、それらの技術をさらに改良したものを導入しています。
①自己がん組織樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、すべてのがん治療(手術、抗がん剤、放射線治療)に無効であった悪性黒色腫(メラノーマ)および甲状腺 がんを対象として約3割にがんの退縮や進行の停止を認めました。中にはこぶし大のがんがつぶれた症例も認めています。③局所樹状細胞ワクチン療法の臨床研究においても、自己がん組織樹状細胞ワクチン療法と同様にすべてのがん治療に無効であった頭頸部のがんを対象に、実施された5症例すべてにおいてがんの退縮 や進行の停止を認めました。これらはいずれも欧米の論文に掲載されており、科学的な裏付けがされています。
一方、②人工抗原樹状細胞ワクチン療法は、世界で多く臨床研究が行われており、当研究所においてもこれらの技術を導入しています。
Q:樹状細胞ワクチン療法は他の免疫療法とは何が違うのですか?
〔回答〕
がん細胞だけを狙って効率よく攻撃できるのが、樹状細胞ワクチン療法です。
がん治療に免疫療法が利用され始めたのは、1970年代と考えられています。人の持つ免疫のしくみは未解明だった為、当初、からだの中の免疫力を上げるために試みられた方法は、効果が不明確であったり、副作用が出てしまいました。(第1、第2世代)。その後、がんの免疫にリンパ球が重要な役割をしていることがわかり、体外でリンパ球を増やして体内へ戻す、「活性化リンパ球療法」などが行われるようになりました。しかし、期待したほどの効果を得ることはできませんでした(第3世代)。なぜなら、増えたリンパ球は、がんの印(しるし)を覚えていないため、効率的にがん細胞を攻撃することができなかったのです(非特異的免疫療法)。
1990年代になり、免疫細胞の一つである樹状細胞の働きが明らかになってきたこと、また、がんの印にあたる「がん抗原」が発見されたことで、がん免疫療法は大きな転換を遂げました。がん細胞だけを狙って攻撃する治療法が開発されたのです。こうして、からだ全体の免疫力を高めようとする旧世代の免疫療法が、がん細胞だけを狙って攻撃する第4世代の免疫療法へと発展を遂げました。(特異的免疫療法)。それが、樹状細胞ワクチン療法です。
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Q:樹状細胞ワクチン療法を受けるために必要な準備や条件について教えて下さい。
〔回答〕
①自己がん組織樹状細胞ワクチン療法を利用する場合、手術前の患者様やがん組織を摘出できそうな患者様に対しては、事前に執刀される先生と調整して、大切ながん組織を本療法に用いるために確保できるよう準備します。
②人工抗原樹状細胞ワクチン療法を利用する場合は、ほぼすべてのがんに対応することが可能な特許技術であるWT1ペプチド(がん抗原)を利用します。当施設で一番多く行われているのが、この人工抗原樹状細胞療法となっております。治療可能かどうかは、血液検査によって判断します。
③がんに樹状細胞を直接注入する場合、がんが樹状細胞を直接注入できるような所に存在することが条件になります。樹状細胞を注入できるか否かの判断は、当研究所の専門医が画像データ等をもとに判断します。
Q:自己のがん組織がない場合、樹状細胞ワクチン療法を受けることはできないのでしょうか?
〔回答〕
当施設では、ほぼすべてのがんで認められているWT1ペプチド(がん抗原)を樹状細胞ワクチン療法で用いることで、自己がん組織の確保が困難な患者様に対しても広く樹状細胞ワクチン療法を提供することが可能です。この人工抗原樹状細胞ワクチン療法は、当施設で一番多く実施されている治療法です。
一方、樹状細胞をがんに直接注入する局所樹状細胞ワクチン療法は、がんが樹状細胞を直接注入できる場所であれば、自己のがん組織が取得できない場合や人工抗原の適応にならない場合にも行うことができます。
樹状細胞ワクチン療法の治療の可否に関しましては、医療相談や検査に基づき医師により判断致します。患者様に最も適した治療法をご提案させていただきますので、まずは一度、無料医療相談にてご相談ください。
Q:樹状細胞ワクチン療法にどのような免疫治療を併用することができますか?
〔回答〕 当研究所では樹状細胞ワクチン療法の臨床効果を高めるためにBRM(免疫機能補助)療法、活性化リンパ球療法などを併用しています。
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所のがん免疫療法はどのくらいの期間がかかるのですか?
〔回答〕
樹状細胞ワクチン療法:
当研究所で行われている樹状細胞ワクチン療法は、自己がん組織樹状細胞ワクチン療法および人工抗原樹状細胞ワクチン療法の場合、5~7回のワクチン投与を1クールとして治療を行っています。一方、局所樹状細胞ワクチン療法の場合は、1クール4回のワクチン投与を行います。
はじめにアフェレーシスという特殊な採血によって樹状細胞のもととなる細胞を採取し、その細胞を約3週間かけて培養調整します。できあがった樹状細胞は基本的に2週間間隔で投与します。したがって、患者様の体調や現在進行中のがん治療のスケジュールにもよりますが、樹状細胞ワクチンの投与開始から1クール終了までに 3ヶ月半程度かかります。
活性化リンパ球療法(LAK療法):
活性化リンパ球療法は末梢血からの採血によってリンパ球を採取し、それを約2週間かけて培養調整し、患者様の体内に戻します。活性化リンパ球の投与も基本的に2週間の間隔で行います。患者様の状態・ご希望などに応じて制限なく継続可能であるため、特に治療期間はございません。
Q:樹状細胞ワクチン療法は何回ぐらい治療(ワクチン投与)するのがいいのでしょうか?
〔回答〕
当研究所の技術のもととなっている国立大学における臨床研究によりますと、樹状細胞ワクチンの投与を重ねることによって、徐々に免疫反応が出てくることがわかっています。
当研究所では1クール(5~7回のワクチン投与)終了した時点で、腫瘍の大きさや転移の状況、患者様のお体の状態(注射した場所に免疫反応が出ているかなど)を観察しながら、2クール目を行うかどうかを決めます。
Q:樹状細胞ワクチン療法に副作用はないのですか?
〔回答〕
樹状細胞ワクチン療法の副作用はその種類によって異なります。基本的には樹状細胞を体の中に戻すことによっておこる重篤な副作用はこれまで報告されていません。
採血時の副作用:
樹状細胞ワクチン療法を行う前に、専用の採血装置を用いてアフェレーシス(成分採血)を行い、患者様の血液から樹状細胞のもととなる細胞を取り出します が、その際、口の回りや手足のしびれなどが起こることがあります。これはアフェレーシス時に用いる、血液を固まりにくくする薬によっておきる血中カルシウム低下によるものですので、カルシウムを補給することですぐに改善します。
治療時の副作用:
樹状細胞ワクチン療法のうち自己がん組織樹状細胞ワクチン療法および人工抗原樹状細胞ワクチン療法の場合、発熱また注射部位の発赤を認めることがあります。これら以外に特に心配される副作用は報告されていません。局所樹状細胞ワクチン療法の場合、がんの場所に注射針で直接樹状細胞を注入するため、注射による副作用(合併症)の可能性や発熱や注射部位の炎症による痛みを認める場合がありますが、重篤な副作用はこれまで報告されていません。
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所では入院治療を受けられますか?
〔回答〕
当研究所では入院治療は行っておりません。すべて外来診療になります。
現在入院中の病院から当研究所まで通院できる場合は、入院先の主治医の協力があれば当研究所で治療を行うことは可能です。がん治療についてご相談ください。
Q:どのような体調であれば東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けることができますか?
〔回答〕
当研究所は外来診療のみですので、治療を受けて頂くに際しての適応基準を以下の通り設けております。あくまで基準となります。何かございましたら、お電話又はメール(お問い合わせ)にてご相談ください。
当研究所の適応基準
* ある程度、食事が摂れる。
* 自分で身の回りのことができる。
* 歩行が可能で、無理なく来院できる。
Q:早期のがんでも東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けることができますか?
〔回答〕
早期のがんの患者様も、標準治療に当施設のがん免疫療法を併用することは患者様にとって有益であると考えられます。特に、悪性度の高いがん種(例えば肺がんや膵がんなど)については良い適応になると考えられます。
また、活性化リンパ球療法については、術後の再発予防に良いという報告があり、BRM(免疫機能補助)療法は、体の中の免疫環境を改善するという働きがありますので、定期的に本療法を行っていくということも良いと考えられます。
まずは医療相談にて医師とご相談下さい。
Q:進行がん・末期がんでも東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けることができますか?
〔回答〕
当研究所のがん治療では、がんと診断された方(進行がん・末期がんの患者様、がんの標準治療を終了した方や手術後の再発・転移した方)が治療対象となります。ある程度食事が摂れる、自分で身の回りのことができる、歩行が可能で無理なく来院できるような患者様であれば、東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療の対象となります。また、樹状細胞ワクチン療法は、進行がん・再発がんに対して臨床的に有益であるという報告が欧米論文に多く掲載されています。
Q:現在抗がん剤治療を受けています。東京ミッドタウン先端医療研究所のがん免疫療法は受けられますか?
〔回答〕
抗がん剤との併用は可能です。抗がん剤や放射線療法にてがん細胞にダメージを与え、樹状細胞療法と組み合わせることで相乗効果を発揮します。東京ミッドタウン先端医療研究所では抗がん剤と併用する場合、がん免疫療法の開始時期など患者様に合った治療計画を提案いたします。
Q:樹状細胞ワクチン療法は再発予防にも効果がありますか?
〔回答〕
手術後の転移・再発の予防に樹状細胞ワクチン療法を用いることは患者様にとって有益であると考えられます。これまで世界で行われている樹状細胞ワクチン療法の臨床研究では、主に再発や転移をしている進行がん・末期がんを対象としていますが、これらで確認された抗がん作用は、再発予防に重要なミクロのがんに対しても免疫学的に同様に作用すると考えられるためです。
したがって、手術後にミクロなレベルで残存していると考えられるがんに対して樹状細胞ワクチン療法を行うことにより、その転移・再発を減らす、あるいは予防できる可能性はあると考えられます。
医療相談に関するご質問
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けるための準備について教えてください。
〔回答〕
樹状細胞ワクチン療法を行うにあたって、患者様の正確な診療情報が必要です。主治医の紹介状(診療情報提供書)をもとに当研究所の治療を検討していきます。
また、主治医に対しても当研究所のがん治療、主として樹状細胞ワクチン療法の内容をよく説明し、ご理解いただくことが大切です。主治医には、現在お受けになっている治療(標準治療)を中止するわけではなく、その治療はそのまま継続し、追加治療として当研究所のがん治療を希望することをお伝えください。
紹介状(診療情報提供書)を頂けない場合や主治医のご理解が得られない場合は、当研究所の診察の際にご相談ください。
また、主治医に対する説明用の資料や必要な書類はこちらで準備しておりますので、お気軽にお申しつけください。
Q:電話での診療に関する具体的な相談・質問は可能ですか?
〔回答〕
遠方の患者様などの場合、ご来院いただく前に電話でメディカルコンシェルジュが一般的なご相談もしくはご質問をお受けすることは可能です。スムーズに当研究所のがん治療に導入できるような体制を心がけておりますので、お気軽にご連絡ください。
なお、具体的な治療計画については、誤解を生じないためにも、ご来院いただいて直接お話し頂くことをお勧めします。。
Q:家族のことで医療相談に伺うことは可能ですか?
〔回答〕
もちろんご家族についての医療相談も可能です。
当研究所では、初回の医療相談時に担当医師が当研究所のがん治療について十分な説明を行います。
一般的な説明であれば、必ずしも患者様の正確な医療情報は必要ありませんが、具体的な患者様個人の治療方針についてお知りになりたい場合は、主治医からの診療履歴等の情報をご持参下さい。
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所で保険診療を受けることはできますか?
〔回答〕
当研究所は自由診療専門ですので、保険診療を受けることはできませんが、同フロア内にございます東京ミッドタウンクリニックにおいては、外来にて保険診療を行っております。他の疾患にて保険診療をご希望の方は、お申し出下さい。
Q:セカンドオピニオンは行っていますか?
〔回答〕
当研究所では樹状細胞ワクチン療法の医療相談を行っております。
がん免疫療法以外でがん治療一般に関してのセカンドオピニオンは、同メディカルセンター内にございます東京ミッドタウンクリニックにて行っております。お気軽にご相談ください。
Q:現在行っているがん治療(標準治療)は中止しなくてもいいですか?
〔回答〕
現在行っているがん治療(標準治療)はそのまま継続することをお勧めします。
当研究所では、標準治療に樹状細胞ワクチン療法をはじめとしたがん治療をどのように併用するか、または標準治療終了後、どのようなタイミングで当研究所のがん治療を開始するかを、患者様の診療情報をもとに計画します。
Q:主治医とのコミュニケーション(やりとり)はしてもらえるのでしょうか?
〔回答〕
当研究所のスタッフが、主治医に樹状細胞ワクチン療法をはじめとする当研究所のがん治療の説明を行い、治療導入に向けて調整いたします。主治医に対する説明用の資料や必要な書類はこちらで準備しておりますので、お気軽にお申しつけください。
治療費に関するご質問
Q:治療を受けるには、ワクチン作成費用のほかに必要ですか?
〔回答〕
→樹状細胞ワクチン療法の費用はワクチン作成費用に全て含まれています。
(人工抗原樹状細胞療法をお受けになる方は別途人工抗原費用がかかります)
1クール中の再診料、必要な検査費用などはワクチン作成費用に含まれております。
併用療法をご希望の場合は、都度お支払いいただきます。
※詳細は費用についてをご覧下さい
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を途中で止めた場合、キャンセル料は発生しますか?また残った分の治療費は返してもらえますか?
〔回答〕
樹状細胞ワクチン療法:
樹状細胞ワクチン療法は、一回の採血でまとめて1クール分(場合によってはそれ以上)の樹状細胞を培養します。したがってアフェレーシス(成分採血)をキャンセルされますと、キャンセル料を申し受けます。キャンセル料につきましては、予約時にお渡しするお見積書をご確認ください。
また、治療を開始されると途中での解約は出来ますが、費用の返金はいたしかねます。
活性化リンパ球療法、BRM療法:
活性化リンパ球療法は基本的に一回毎、BRM(免疫機能補助)療法については、その都度のお支払いになりますので、キャンセル料は発生致しません。ただし、治療を開始されると途中での解約は出来ますが、費用の返金はいたしかねます。
Q:治療費は、医療費控除の対象になりますか?
〔回答〕
→当研究所での治療は、自由診療ですが「医療費控除」の対象となります。
領収証は医療費控除の手続きに必要となりますので、大切に保管しておいて下さい。
尚、医療費控除につきましてはお近くの税務署までお問い合わせ下さい。
※医療費控除の適用を受けるためには、確定申告の手続きが必要となります。年末調整では適用を受けることができませんのでご注意ください。確定申告には、その年に支払った領収書の添付が必要です。領収証は、大切に保管して下さい。
細胞の品質についてのご質問
Q:免疫細胞を処理、培養するとのことですが、東京ミッドタウン先端医療研究所の衛生状態は大丈夫ですか?
〔回答〕
当研究所での細胞調整は、医薬品の製造と同レベルの厳しい基準であるGMP基準に準拠した、安全な衛生管理のもと実施しております。
GMP基準とは、WHO(世界保健機構)が規定する、医薬品製造の国際規格基準であり、製造管理・品質管理に関する国際的な標準規格です。
細胞を調整する時に注意しなければならないのは、雑菌の混入や取り違え防止、正確なスケジュール管理です。
当研究所では、専門のスタッフがGMP基準について理解し、十分に訓練を受け、衛生状態に問題がない環境で日々確実に作業をしています。
Q:樹状細胞は培養するのが難しいと聞いています。東京ミッドタウン先端医療研究所の樹状細胞の品質はどうなのでしょうか?
〔回答〕
当研究所の樹状細胞は、国立大学で長年かけて構築された培養技術・ノウハウをそのまま受け継ぎ、さらに改良したものに基づいて培養されています。樹状細胞をはじめとする免疫細胞の品質については、患者様一人ひとりについて解析を行っており、確かな自信を持って患者様にご提供しています。
用語についてのご質問
Q:樹状細胞(Dendritic cell; DC)とは何ですか?
〔回答〕
樹状細胞は、皮膚や血液中などに存在する免疫細胞です。
名前のとおり、木の枝が伸びたような(樹状様)の細胞表面を持った細胞です。
樹状細胞は、がん細胞・細菌・ウイルスなど、本来体に存在しないものを察して己の細胞の中に取り込む働きがあります。
樹状細胞はこのような異物(がんなど)を取り込んだ後、活性化され、リンパ節などのリンパ組織に移動します。リンパ組織に入った樹状細胞は、組織内で異物に対する免疫をつかさどるT細胞などに対して当該異物を攻撃するように強力に指令を出します。
がんの免疫についてのご質問
〔回答〕
人間には生まれつき免疫とよばれる働きが備わっており、体の中に侵入した細菌やウイルスなどを排除する働きがあります。
予防注射もこの原理を応用したもので、例えば「はしか」の予防注射を行って免疫を獲得すると、その後、「はしか」にかかりにくくなります。
体の免疫機能は、がんの発症や、がんの進展とも密接な関係があります。
体の免疫力が低下した状態、たとえば後天性の免疫不全症候群(エイズ)や臓器移植に伴って生じる免疫抑制状態では、がんがおこりやすくなることが知られています。
がんの治療法としては、外科療法(手術)、化学療法(抗がん剤)、放射線療法が一般的ですが、これとは別に、人間の体に生まれつき備わっている免疫の力を利用したり、強めたりすることでがんをコントロールしようとすることが試みられています。これががん免疫療法と呼ばれるもので、樹状細胞ワクチン療法もこのがん免疫療法に属します。
その他のご質問
Q:東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けている間、健康食品を服用しても大丈夫ですか?
〔回答〕
患者様からフコイダン、メシマコブ、アガリクスといった健康食品を服用していても大丈夫ですか?といった質問を受けることがあります。基本的には、当研究所のがん治療を受けながらそれらを服用しても問題はございません。しかし、健康食品の中には、人間を対象とした臨床研究によって科学的な検証がなされていないものも多く存在します。例えばアガリクスの場合、動物実験などでそれに含まれているβグルカンの一部に抗がん作用があることは確認されていますが、人間を対象とした治験による報告はありません。また、健康食品だからといって多量に服用した場合には、肝障害が発生する危険も指摘されていますので、注意は必要であるといえます。現在服用されている健康食品の内容を医師にお伝えください。
Q:がんの予防にも効果がありますか?
〔回答〕
当研究所のがん治療は、主に進行がんの患者様が対象であり、健康な人のがん予防目的は対象ではありません。ただし、手術後の転移・再発の予防を目的とした場合は対象になります。がんの手術後に残っている可能性のある微小ながん細胞に対して当研究所の樹状細胞ワクチン療法を行うことにより、がんの転移・再発を防ぐことができる可能性は十分にあります。
Q:いろんな種類のがん免疫療法がありますが、それぞれの療法の科学的な根拠について教えてください。
〔回答〕
当研究所では、欧米論文で公表されている臨床成績(臨床的有益性)をもとに科学的な根拠に基づいた免疫療法(免疫細胞療法)の使い分けをご提案しております。以下の表は、各々のがん免疫療法と学術実績について表でまとめたものです。樹状細胞ワクチン療法が、進行がん・再発がんに対して臨床的に有益であるという報告が欧米論文に多く掲載されています。
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免疫療法の 欧米論文 実績 |
(樹状細胞がんワクチン療法) |
リンパ球療法 |
(活性化NK細胞療法) |
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|---|---|---|---|---|
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進行がん 再発がん への使用 |
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手術後の 再発予防 への使用 |
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(特に肝がん・肺がん) |
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抗がん剤治療の 副作用の 軽減 |
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| その他 |
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Q:重粒子線治療と樹状細胞ワクチン療法は併用できますか?
〔回答〕
当研究所では、非侵襲的定位放射線照射という今最も新しい放射線治療と樹状細胞ワクチン療法を併用する治療を実施しております。重粒子線治療との併用についても、放射線照射と同様に、重粒子線治療後に樹状細胞ワクチン療法をはじめとするがん免疫療法を行うことは臨床上有益であると考えられます。
重粒子線治療を行っているまたは行う予定の患者様は、当研究所の医師に詳細をお尋ね下さい。
※重粒子線治療とは
放射線の一種である重粒子線をがんの部分だけに照射してがん細胞をたたく治療です。体内のがんの部分で線量が最大になるため、正常組織への副作用が少ないのが特徴です。肝臓がん、肺がん、子宮がん、骨軟部腫瘍などが治療対象となります。国内では、放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター病院、兵庫県立粒子線医療センターの施設で治療を受けることが出来ます。
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