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がん免疫療法

自己がん組織樹状細胞ワクチン療法

● 自己がん組織樹状細胞ワクチン療法とは? 自己がん組織樹状細胞ワクチン療法は、手術で摘出された新鮮な自己がん組織を使って作製した樹状細胞ワクチンを用いた免疫療法です。
● 適応 手術で十分な量のがん組織を採取、保管できる患者様
● 方法 1.成分採血(アフェレーシス)によって得られた単球と呼ばれる樹状細胞のもととなる細胞を、細胞を刺激する物質(サイトカインなど)を用いて樹状細胞へと培養していきます。
2.培養の途中で手術によって取り出された自己がん組織を溶かしたもの(ライセート)を樹状細胞に食べさせて、細胞に患者様のがん“そのもの”の特徴を覚え込ませます。
3.さらに培養を続け、成熟した樹状細胞へと培養します。約3週間で培養が完了します。
4.樹状細胞は、基本的に2週間ごとに脇や股といったリンパ節が集まっている皮膚の近くに皮内注射します。
5.樹状細胞は体の中で、記憶した自己のがん“そのもの”の特徴を標的として、リンパ球にそのがんを攻撃するよう強力に指令を出します。
6.指令を受けたリンパ球は活性化され、増殖し、そのがんを攻撃します。
● 他の治療との併用 ・ 標準治療(手術、抗がん剤(化学療法)、放射線療法)との併用も可能です。
・ 局所樹状細胞ワクチン療法、活性化リンパ球療法、BRM療法のいずれかと併用しています。
● 準備いただくもの 紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト、がんの組織切片
※初診時に上記の準備ができなくても医療相談は可能です。
● 備考 がん組織の量が多いほど、たくさんの樹状細胞ワクチンを作ることが出来ます。

十分な量のがん組織を採取、保管できなかった患者様には、人工抗原樹状細胞ワクチン療法または局所樹状細胞ワクチン療法をお勧めしています。

人工抗原樹状細胞ワクチン療法

● 人工抗原樹状細胞ワクチン療法とは? 人工抗原樹状細胞ワクチン療法は、患者様のがんに特徴的な人工物(がん抗原)を使って作製した樹状細胞ワクチンを用いる免疫療法です。
● 適応 ・ 手術で十分な量のがん組織を採取、保管できなかった患者様
・ いくつかの検査を行い、人工抗原が適合すると判断された患者様
● 方法 1.成分採血(アフェレーシス)によって得られた単球と呼ばれる樹状細胞のもととなる細胞を、細胞を刺激する物質(サイトカインなど)を用いて樹状細胞へと培養していきます。
2.培養の途中で患者様のがんに特徴的な人工物(人工のがん抗原)を樹状細胞に加えることで、細胞にそのがんの特徴を覚え込ませます。
3.さらに培養を続け、成熟した樹状細胞へと培養します。約3週間で培養が完了します。
4.樹状細胞は、基本的に2週間ごとに脇や股といったリンパ節が集まっている皮膚の近くに皮内注射します。
5.樹状細胞は体の中で、記憶した患者様のがんの特徴を標的として、リンパ球にそのがんを攻撃するよう強力に指令を出します。
6.指令を受けたリンパ球は活性化され、増殖し、そのがんを狙って攻撃します。
● 他の治療との併用 ・ 標準治療(手術、抗がん剤(化学療法)、放射線療法)との併用も可能です。
・ 局所樹状細胞ワクチン療法、活性化リンパ球療法、BRM療法のいずれかと併用しています。
● 準備いただくもの 紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト、がんの組織切片
※初診時に上記の準備ができなくても医療相談は可能です。
● 備考 人工抗原樹状細胞ワクチン療法の適応とならない患者様は、局所樹状細胞ワクチン療法または活性化リンパ球療法をお勧めしています。

局所樹状細胞ワクチン療法

● 局所樹状細胞ワクチン療法とは? 局所樹状細胞ワクチン療法は、活性化した樹状細胞を体の中にあるがんに直接注入し、そのがんに反応する免疫を強力に賦活させる免疫療法です。がんに樹状細胞を直接注入することによって、注入した場所のがんを殺すだけでなく、体全体に散らばったがんをも攻撃します。
● 適応 がんが内視鏡やエコー/CTガイドなどで直接樹状細胞を注入できる場所にある患者様
● 方法 1.局所樹状細胞ワクチン療法では、まずがんに対して、あらかじめ放射線療法や温熱療法、あるいは抗がん剤などを行い、注入した樹状細胞ががんを食べやすい環境にしておきます。樹状細胞を注入する場所については、PET-CTなどで専門の医師が判断します。
2.成分採血(アフェレーシス)によって得られた単球と呼ばれる樹状細胞のもととなる細胞を、細胞を刺激する物質(サイトカインなど)を用いて樹状細胞へと培養していきます。約3週間で培養が完了します。
3.樹状細胞は、基本的に2週間ごとに目的の場所に局所注入します。
4.樹状細胞はがんに注入されると、放射線療法などで攻撃されたがんの死骸などを取り込んでそのがんの特徴を覚えます。
5.樹状細胞は体の中で、覚えた自分のがんの特徴を標的として、リンパ球にそのがんを攻撃するよう強力に指令を出します。
6.指令を受けたリンパ球は活性化され、増殖し、そのがんを狙って攻撃します。
● 他の治療との併用 ・ 標準治療(手術、抗がん剤(化学療法)、放射線療法)との併用も可能です。
・ では、自己がん組織樹状細胞ワクチン療法、人工抗原樹状細胞ワクチン療法、活性化リンパ球療法、BRM療法のいずれかと併用しています。
● 準備いただくもの 紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト、がんの組織切片
※初診時に上記の準備ができなくても医療相談は可能です。
● 備考 局所樹状細胞ワクチン療法の適応とならない患者様は、人工抗原樹状細胞ワクチン療法または活性化リンパ球療法をお勧めしています。

活性化リンパ球療法

● 活性化リンパ球療法
  とは?
活性化リンパ球療法は、血液中に存在するリンパ球を体外で殺傷力のあるリンパ球に刺激して体内に戻す治療法です。末梢血から血液を約25ml採取するだけでできる簡便ながん免疫療法です。
● 適応 ・ がん免疫療法を希望される患者様(血液がんなど、一部適応とならないものがあります)
● 方法 1.患者様の末梢血から得られたリンパ球を、体外で細胞を刺激する物質(サイトカインなど)を用いて攻撃力の高いリンパ球へと培養(約1000倍に増えます)していきます。約2週間で培養が完了します。

2.点滴などで活性化されたリンパ球を体内に戻して、がんを攻撃します。

● 他の治療との併用 ・ 標準治療(手術、抗がん剤(化学療法)、放射線療法)との併用も可能です。
・ 自己がん組織樹状細胞ワクチン療法、人工抗原樹状細胞ワクチン療法、局所樹状細胞ワクチン療法、BRM療法のいずれかと併用しています。
● 準備いただくもの 紹介状(診療情報提供書)、血液検査データ(過去から現在にいたるまでの血液データ)、画像検査データ(レントゲン、CT、MRI、PETなど)、心電図、薬剤リスト、がんの組織切片
※初診時に上記の準備ができなくても医療相談は可能です。

BRM(免疫機能補助)療法

● BRM(免疫補助)療法
  とは?
BRM(免疫機能補助)療法は、体の中の免疫環境を整えるための療法です。主に樹状細胞ワクチン療法を補助するために使用します。
● 適応 ・ 樹状細胞ワクチン療法を受けられる患者様
・ BRM(免疫機能補助)療法で使用する薬剤にアレルギーをお持ちでない患者様
● 方法 本療法は、ある種の細菌や菌糸体より作製した薬剤で、T細胞、マクロファージ、NK細胞などの免疫細胞を活性化させます。
独自に相性がよいと考えられる薬剤を組み合わせて、体の中の免疫環境を、がんを攻撃しやすいように整えます。
● 他の治療との併用 ・ 標準治療(手術、抗がん剤(化学療法)、放射線療法)との併用も可能です。
・ 自己がん組織樹状細胞ワクチン療法、人工抗原樹状細胞ワクチン療法、局所樹状細胞ワクチン療法、活性化リンパ球療法のいずれかと併用しています。
● 準備いただくもの ・ 血液検査データ
治療前から現在にいたるまでの血液検査データが必要です。特に腫瘍マーカーは重要です。その他、感染症検査の結果もご準備ください。
・ 画像検査データ
レントゲン、CT、MRI、PET、PET-CTなど
・ 薬剤リスト
※初診時に上記の準備ができなくても医療相談は可能です。

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