
所長 島袋 誠守
外科医として長くがんの治療に携わるなかで、どうしても標準治療だけではカがおよばず、その後は見守ることしかできない場面にも遭遇してきました。そんな中、免疫療法の臨床研究に参加してその効果・可能性を実感しました。樹状細胞ワクチン療法は進行がん治療の選択肢のひとつとなりえますが、副作用が少ない特徴を生かして、再発・転移予防にも力を発揮すると考えます。
すべての可能性と正確な情報を患者さんにお示して「最適な決断をするためのお手伝い」をするのが医師としての重要な仕事です。あなたにとって最善の治療・最善の選択を一緒に考えましょう。