-
Q
東京ミッドタウン先端医療研究所のがん治療を受けている間、健康食品を服用しても大丈夫ですか?
A
患者様からフコイダン、メシマコブ、アガリクスといった健康食品を服用していても大丈夫ですか?
といった質問を受けることがあります。
基本的には、当施設のがん治療を受けながらそれらを服用しても問題ないと考えております。
しかし、健康食品だからといって多量に服用した場合には、肝障害が発生する危険も指摘されていますので、注意は必要であるといえます。現在服用されている健康食品の内容を医師にお伝えください。
-
Q
東京ミッドタウン先端医療研究所では入院治療を受けられますか?
A
当施設では入院治療は行っておりません。すべて外来診療になります。
現在入院中の病院から当施設まで通院できる場合は、入院先の主治医の協力があれば当施設で治療を行うことは可能です。 -
Q
QOL(生活の質)の向上とはどのようなものですか?
A
QOL=Quality of life(クオリティ オブ ライフ)は「生活の質」「生命の質」などと訳され、患者様の身体的な苦痛の軽減、精神的、社会的活動を含めた総合的な活力、生きがい、満足度という意味が含まれます。
がんの治療を受けている患者様は、病気の進行に伴う食欲不振、貧血、呼吸困難、むくみ、痛みなどといった不快な症状に加え、抗がん剤による吐き気、脱毛、白血球の減少や、手術を受けたあとの機能低下・損失といった副作用に悩むことがあります。その中でも、いかに自分らしい生活をするかといった点に着目してその質を高めることをQOLの向上といいます。
治療効果が高いけれど、副作用も大きい治療を選ぶか、治療効果はあまり高くなくても、副作用が少なく体に優しい治療を選ぶかといったときにも患者様のQOLは重視されます。
また、漢方薬を併用をすることで治療による副作用症状を緩和したり、リラクゼーションやストレス解消のためのエステなどもQOLの向上に役立つ場合もあります。
当施設では食欲不振や消化器症状があるために食事が進まない方のための料理の本やおしゃれをして気分転換・外出するためのウィッグのご紹介など、患者様のQOLの向上にも尽力しています。