学術論文・研究治療効果予測バイオマーカーを同定~切除不能膵癌に対する免疫化学療法の共同臨床研究論文が「Journal for ImmunoTherapy of Cancer誌」に掲載

東京慈恵会医科大学が、東京ミッドタウン先端医療研究所(当施設)および大阪大学、金沢医科大学、順天堂大学と共同で実施した「切除不能膵癌に対するWT1標的免疫化学療法」の臨床研究において、治療効果を予測しうるバイオマーカー候補を同定した研究成果が発表されました。

本研究は、東京慈恵会医科大学の消化器・肝臓内科教授(当時)小井戸薫雄医師らが考案・実施した切除不能膵癌(ステージ3またはステージ4)に対する免疫化学療法の研究で、長期生存例の解析から治療効果予測因子を明らかにしたものです。

この度、本研究についての論文が発表され、「Journal for ImmunoTherapy of Cancer誌オンライン版」にて掲載されました。当施設は、本療法に用いられた「Neo-WT1樹状細胞ワクチン」の作製等で共同臨床研究に協力しています。

Journal for ImmunoTherapy of Cancer 誌オンライン版の掲載内容はこちら
https://jitc.bmj.com/content/13/7/e011426

当論文は英文となります

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