免疫細胞を用いた再生医療肺がんの治療

肺がんイメージ

肺がんは、日本において罹患率・死亡率ともに高いがんの一つです。初期には自覚症状が現れにくく、進行してから発見されるケースも多いため、治療が難しいとされるがんのひとつですで、早期発見が非常に重要です。

現在では、胸部X線検査やCT検診などの画像診断によって、症状が現れる前の早期発見が可能となってきています。定期的な健診を通じて肺がんを早期に捉えることが、治療効果を高める第一歩になります。
当施設は、医療法人社団ミッドタウンクリニックのグループ施設として、同フロアにある東京ミッドタウンクリニックと連携し、CTやMRIなどの高精度機器を活用した検査もご相談いただけます。

肺がんには、がん細胞のタイプによって「小細胞肺がん」と「非小細胞肺がん」に分類され、それぞれに応じた治療方針が必要です。当施設では、患者様の状態やご希望をふまえ、標準治療と合わせて、治療効果の向上や副作用を抑えることを目的とした免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)の活用をご提案しています。

樹状細胞ワクチン療法について

当施設が提供する「樹状細胞ワクチン療法」は、患者様ご自身の細胞を使い、がんと闘う力(免疫)を高めることを狙う免疫細胞療法です。化学療法などと併用することで、相乗効果が期待されます。
樹状細胞ワクチン療法を見る

治療の対象となる方

当施設では、現在の治療状況やお身体の状態に合わせて、それぞれの患者様にとって「いま必要な治療」を一緒に考え、ご提案しています。

早期がん、経過観察中の方には、標準治療を支える併用療法や、再発予防を目的とした治療をご案内しています。
早期がん・経過観察中の方

遺伝子情報に基づく「オーダーメイド治療」など、新たな選択肢を一緒に探っていきます。
再発転移・進行がんの方

治療の流れ

まずはご相談ください。患者様のこれまでの治療経過や、今後のご希望について、医師が資料をもとに丁寧にお伺いします。
各種検査、アフェレーシス(成分採血)、治療(ワクチン投与)という流れで治療を行います。
治療の流れ