免疫細胞を用いた再生医療子宮がんの治療

子宮がんイメージ

子宮がんは、子宮の入口にできる「子宮頸がん」と、子宮内膜から発生する「子宮体がん」に大きく分けられます。どちらも月経時以外の出血や閉経後の出血などが初期症状として現れることが多く、早期発見が治療の鍵となります。

子宮頸がんの多くは、がんになる前の段階(CINやAIS)を経て進行するため、定期的な検診での早期発見・治療が重要です。東京ミッドタウンクリニックでは、子宮がん検診(子宮頸がん・エコーコース)を実施し、早期発見のサポートを行っています。

治療は、進行度に応じて円錐切除術や子宮全摘出術、放射線治療、抗がん剤治療などを組み合わせて行います。子宮体がんも同様に手術が第一選択となり、必要に応じて化学療法や放射線治療を組み合わせた治療が行われます。

当施設では、患者様の治療歴やご状態に応じて、標準治療と合わせて、治療効果の向上や副作用を抑えることを目的とした免疫療法(樹状細胞ワクチン療法)の活用をご提案しています。再発・転移時の治療選択肢としてもご相談いただけます。

樹状細胞ワクチン療法について

当施設が提供する「樹状細胞ワクチン療法」は、患者様ご自身の細胞を使い、がんと闘う力(免疫)を高めることを狙う免疫細胞療法です。化学療法などと併用することで、相乗効果が期待されます。
樹状細胞ワクチン療法を見る

治療の対象となる方

当施設では、現在の治療状況やお身体の状態に合わせて、それぞれの患者様にとって「いま必要な治療」を一緒に考え、ご提案しています。

早期がん、経過観察中の方には、標準治療を支える併用療法や、再発予防を目的とした治療をご案内しています。
早期がん・経過観察中の方

遺伝子情報に基づく「オーダーメイド治療」など、新たな選択肢を一緒に探っていきます。
再発転移・進行がんの方

治療の流れ

まずはご相談ください。患者様のこれまでの治療経過や、今後のご希望について、医師が資料をもとに丁寧にお伺いします。
各種検査、アフェレーシス(成分採血)、治療(ワクチン投与)という流れで治療を行います。
治療の流れ